2006年6月の波乗り


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No.1 2006/06/25 大平洋 晴れ 弱オン/膝


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朝起きると霧雨でイマイチの天気。今シーズン初めてのサーフィンがこの天気ではちょっと憂鬱になる。
私一人なら気にもならないが今回は息子も一緒に行くのだ。。。
koguと私と息子の3人で行く予定だったが、アサイチ波乗りの次元が仕事が中止になったと言うので一緒に行くことになる。

札幌は天気が悪かったが、浜厚真は晴れていた。
このポイントは相変わらず人でごった返している。
体調万全なら外したいポイントだが、この足では何処で入っても一緒だ。

息子と海に来たのは本当に久し振り。
今回は、息子が自分からサーフィンをしたいと言ったので、昔使っていたノーズライダー(今風に言えばファンボード)引っ張り出してきた。

息子曰く
「今日は立つから!」
だって。
回りの大人たちが話している事をいつも聞いていて、ビデオも十分見ているので頭の中は完璧だ。
はじめてサーフィンする人と同じ状態。
さてさて、どうなることやら。。。

もう完璧にサーフィンが出来ると思っている息子に波乗りを教えるのは容易なことではない。
「全部分かっているから!」
という言葉を
はいはい。と聞き流し息子が分かっているという波乗りの仕方を教えてもらう。

砂浜にサーフボードの絵を書いて、パドリンクのしかたから教えてもらう。
「パドリングはどうやってやるの?」
砂の上のサーフボードの上でパドリングをして見せてくれた。
おおっ、きちんとサーフボードのセンターに乗ってパドリングしている。

ちょっと声をかけてみる。
「うねりがきたぞー!!。」(パドリングが早くなった。)
「おっ、板が走ってきたっ!」(上半身をそらしてる)
「はい、テイクオフ。」(あれ?)
体が前向きになって両足が揃ってるんですけど(笑)。。。

テイクオフはともかくとしてパドリングの仕方は分かっているようだ。
立つ時のスタンスの位置と体勢を説明して、何度かテイクオフの時の体勢をチェックする。

まあ、なんとかなりそうなので入水する。

結構水温が低い。
まだ、ブーツがあったほうがいいかな?

入水後は波の見かたを説明する。
「アウトでうねりがボワンって盛り上がるの分かる?」
「あれを、ずーっと追いかけて見ていると何処で割れるか分かるでしょ。」
「そうしたら、その割れる場所の少し後ろで波待ちをすればいいんだよ。」
「で、大体初心者は波の割れないところで波待ちしているから波に乗れないの。」
「海面を見ていると、白くなっている所となってないところがあるでしょ。」
「白くなっている所の後ろで波待ちしている人は乗れるけど、乗れない人はあの場所にはいないよね。」

じゃあ、やるか!
波に乗る基本は大人も子供も一緒なので、koguや次元に教えたことと同じ事を繰り返し教える。

乗れそうなうねりが来たらパドリングをはじめさせ、テイクオフのポイントでパーリングしないようにボードのテールを沈めてサーフボードを押してやる。
サーフボードが波に押されたところでスタンディング!

波には完全に乗っているけどなかなか立てない。
座るところまではいっている。
このまま続ければすぐに立てそうだったが、水温が低くて寒くなってしまったので上がることにした。

これで第一回サーフィンレッスンは終了してまった。
その後は砂浜で砂遊びだ。
しばらく砂遊びに付き合って、頃合を見計らってお父さんの波乗りの時間にさせてもらう。


正直、パドリングが辛いです。
こんな膝波でパドリングが辛いと言っていたら話になりませんが辛いです。

まあ、あっさりアウトには出られましたが、波に乗れるか疑問です。
とりあえず、一本目。
完全に波に乗り遅れ。。。

二本目。
せこくインサイドよりに移動してほれ気味のところでテイクオフ。
ほれた所だとあまりパドリングをしなくてもいいのであっさり乗れた。
でも、骨折した右足には結構な衝撃が走る。痛いな、これ。

その後もせせこい波乗りをする。
なんか情けないが、今の自分にはこれくらいが丁度いい。

あまり息子を一人にしておく訳にもいかないので適当なところで切り上げて、再び息子と砂遊びだ。

砂遊びとせこせこサーフィンを何度か繰り返して本日の波乗りは終了。

このまま息子が波乗りをする気になれば、波乗り日記は息子の波乗りの練習の記録に変わってしまうかも(笑)


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