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How to longboarding

ファンボードのすすめ  

今このHPを見ている人はサーフィンに興味を持っている人、もしくはサーフィンを始め てみたいと思っている人だと思います。
なかにはたまたま紛れ込んでしまった人もいるでしょう。
間違ってここへ来てしまった人はどうしましょう。
このまま、ここから移動してして下さってもかまいませんが、折角ここに来たのですからサーフィンに興味を持っていただいてやってみるのもいいでしょう。


少し前まではサーフィンは敷居の高いスポーツでした。
ショートボード全盛の頃のサーフィンブームではショートボードの難しさに多くの人が挫折して、ブームが終わるとまた静かな海が戻ってきました。
サーフィンがブームになると元々サーフィンをしている人たちは早くブームが去って欲しいと願っていたものです。
ところがここ数年は状況が変わってきています。
サーフィンをする人がなかなか減らないのです。

なぜか?

ロングボードのブームとファンボードの登場です。
ロングボードはサーフィンをやったことがない人でも初日に波に乗れるようになります。

私が2回目にサーフィンを始めた頃はまだショートボード全盛の頃で、10回サーフィン に行って立てたら普通。
4.5回で立てたら才能があると言われていました。
私は7回目で立てたのでちょっと才能があったかもしれません(笑)

7回という数字が多いと思いますか?少ないと思いますか?
サラリーマンなら一ヶ月分の休みを全部サーフィンに注ぎ込んでやっと一本立てるんです。
それまでの6回はただただパドリングとパーリングの連続です。
辛いだけで、ちっとも楽しくなんてありません。
それでやっと立てるようになっても、その後も一日に数本立てるだけです。
私はひとシーズン頑張ってやっと横に走れるようになりました。
そしてそれは2シーズン目も続き、2シーズン目にやっとアップスまで行きました。
なかなか努力が報われないスポーツなのです。
普通の人ならひとシーズン目の早い時期に見切りをつけて止めてしまうでしょう。

ちなみに初めてサーフィンをした時はひとシーズン湘南に通いましたが、
一度も波のある日に当たらずパドリングだけで終わってしまいました。。。

本当にショートは難しいんです。
ところがロングボードは始めた初日に立てるし、頑張ればシーズン中にアップスくらいは出来るようになります。
ショートのような辛さが無くて楽しくサーフィンをやりながら上達していくんです。

なかなかブームが終わらないのが分かるでしょ。

次にファンボードです。
同じような板でノーズライダーというカテゴリーのサーフボードがありました。
8feet位の丁度ショートボードとロングボードの中間の板です。
ノーズライダーはショートボードのようにも乗れるし、それでいてロングボードのようにウォーキングも出来る万能ボードです。
万能といえば聞こえはいいですがどっち付かずのサーフボードです。
初心者には打って付けのサーフボードですが、ほとんど出回ることはありませんでした。

なぜなんでしょ?
良心的なショップはきっと初めての人にはノーズライダーを薦めたでしょう。
でも、お客さんはサーフィンの難しさを分かっていませんから、ビデオのような技が出来る板を欲しがります。
上級者向けのそれもブランド物の薄い板を買おうとしますし、実際多くの若者が購入しました。
店も商売ですから高い商品を買おうとする客に安い商品を無理強いすることはありません。

ショップは当然売れない安いノーズライダーより売れ筋のブランド物の高い板をショップ に並べます。
結局、ノーズライダーは店頭には並ばなくなります。
客はブランド物の上級者モデルのショートボードを高い金を出して買い無駄な苦労して挫折していくのです。
4.5年前まではこれが普通でした。

ところが女性がサーフィンをするようになって状況は変わります。
女性は実に合理的です。男のように変な見栄をはりません。
彼女達はサーフィンをやりたいのですから乗りやすいサーフボードを求めます。
需要があるのですからメーカーは乗りやすいサーフボードを作ります。
そして出てきたのがファンボードです。
彼女達は良心的なショップでファンボードを買ってショップのスクールに入ります。
こうしてさっさと挫折する男を尻目に女の子は波に乗れるようになりサーフィンを楽しむようになります。

ファンボードが売れるとなると何処のショップの店頭にもファンボードが並ぶようになり 素直な男の子達はファンボードを買います。
素直な男の子達もそれほど苦労することなくサーフィンが出来るようになります。

これがなかなかサーファーが減らない理由です。


簡単に波乗りをしようと思えばロングボードにすればいいのですがロングボードは重くて 取り回しが大変です。
体力のない女の人にはロングボードは手におえないですから必然的にファンボードになります。

体力のある男性でも初めはファンボードが良いでしょう。
全く人のいないポイントでサーフィンをするのなら問題ありませんが、混んだポイントに入るようならロングボードは止めてください。
コントロールの出来ないロングボードは凶器以外の何者でもありません。
ロングボードを買うのはファンボードに乗れるようになってからでも遅くはありません。

あなたがファンボードからショートボードに行くかロングボードに行くかは分かりません が、最初に買ったファンボードはあなたの知り合いにサーフィンを薦める時に必要になりますから取っておいたほうが良いでしょう。

私のノーズライダーは今でもサーフィン仲間を増やすのに役立っていますよ。