パドリングの最後のもがきは身に付きましたか?
最後のもがきはできるようになったけれど、まだ波に置いて行かれる人は自分のパドリングを確認してください。
どんな感じでパドリングしているでしょう。
1.サーフボードの外側を八の字にパドリングしている。
2.サーフボードの横をレールに沿ってパドリングしている。
3.サーフボードの下の水を掻き出すようにパドリングしている。
さて、あなたのパドリングは何番ですか?
1.のパドリングはもっとも推進力がありません。
サーフィンを始めて間もない人に多いパドリングです。
パドリングしていても全くサーフボードが進まずじたばたしているだけではないでしょうか。
上手い人と同じようにパドリングしているのにどうして自分だけ取り残されるんだろうと思っている時期でしょう。
「パドル力をつけなきゃ!」と真剣にトレーニングしているかもしれませんね。
2.は理想的なパドリングに見えますがちょっと物足りません。
3.のサーフボードの下の水を掻き出すようなパドリングが一番理想的だと思います。
サーフボードの下の水を掻き出すようにパドリングすると、負圧がかかってサーフボードの下の海水の流速が早くなります。
カレントや河の流れに乗ればパドリングをしなくてもサーフボードは進みますね。
それと同じような状態をパドリングで作ってやればいいのです。
ただ、この場合はパドリングで流れを作っているのでパドリングはしつづけなければなりませんけどね(笑)。
簡単でしょう。
今すぐにも出来そうですね。
ところがこれがなかなか出来ないのです。
1.の「八の字パドリング」をしているサーファーも本人は2.のようなパドリングをしているつもりなのです。
でも自然と腕が開いてしまい「八の字」になっているのです。
意識してサーフボードの下の海水を掻き出すようにパドリングをして、やっとレールに沿ったパドリングになるのが現実です。
一緒にサーフィンに行く相手がいるのなら、自分のパドリングを見てもらうと良いでしょ
う。
ビデオがあるのなら撮って自分のパドリングをチェックするのもいいと思います。
理想と現実のギャップがはっきりします。
漫然とパドリングをするのではなく意識してパドリングしましょう。
向上心があれば必ず上達します。
頑張りましょう!