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How to longboarding

礼儀正しく

サーフィンが他のスポーツと決定的な違いは、同じフィールドに上はプロから下は今日始 めたばかりの初心者まで全てのレベルのサーファーがいると言う事です。
これほどレベルの全く違う人達が混在できるスポーツを私は知りません。

同じ横乗り系のスノーボードでも上級者と初心者では滑るコースが異なります。
初心者コースをアルペンのレーサーがかっ飛ばしているところを想像してみて下さい。
初心者にとっては恐ろしいだけです。
また、ノンピステバーンの上級者コースを木の葉落しで滑っている初心者がいたらどうでしょう。
それもThe Day!なんて日に。
勘弁してよ。。。って気になりませんか。

そんな状況がサーフィンでは普通におきています。
初心者と上級者がきれいに分かれるのは波のサイズが頭を超えて初心者がアウトに出れなくなった時ぐらいでしょう。
普通はいつもごった煮の状態です。
一番多い状況はアルペンレーサーが初心者コースをかっ飛んでいる!でしょう。

解決策は人のいないポイントに移動するしかありませんが、ポイントを知らない初心者が ポイントを移動するのは難しいです。
では、どうすれば良いでしょう。

根本的な原因の解決にはなりませんが、挨拶をきちんと出来ればトラブルのほとんどは解 決できると思います。

あなたはポイントに着いて、横に停まっている車のサーファーと挨拶をしたことがありま すか?
パドルアウトしてアウトのサーファーと言葉を交わしたことがありますか?

一度も知らないサーファーに挨拶なんてしたことが無いのなら、これから積極的に挨拶を するようにしてください。
最初は言葉を発しなくてもかまいません。お辞儀をするだけでも十分です。
コンタクトが取れているだけで相手の対応は変わります。

特に波に乗っているサーファーの邪魔をしたときは、きちんと謝りましょう。
初心者はライディングしているサーファーをかわす事はできません。
それに自分が悪いとも思っていません。
乗っている奴が避けるのが当然と思っている節があります。

スノーボードやスキーの場合は乗っている方に回避義務がありますが、サーフィンの場合 は全く逆で乗っているサーファーのラインを開けるのが鉄則です。
サーフィンでは乗っているサーファーが一番偉いのです。
それを邪魔したら、初心者も上級者もありません。
素直に謝りましょう。
大体の場合は笑って許してくれます。

ただ、同じサーファーのラインを立て続けに塞ぐのは止めましょう。
「仏の顔も三度まで。」ということわざどおり、3度目には「上がれ!」と言われる可能性が高いです。
そんな時は言われる前に一度上がった方がいいでしょう。

一度上がって自分がいたポイントをよく見てください。
10人くらいが同じポイントに入っているとして、乗れているのは1人か2人。たまに乗れるのが2、3人。あとはただ浮かんでいるだけでしょう。

乗れているサーファーは結構やさしいです。
本当にいい波に乗っているところを邪魔されると頭に来るかもしれませんが、インサイドでバチャバチャやっている初心者に邪魔されてもまず怒る事は無いで しょう。
こういうサーファーがいたら海から上がった時にもう一度謝って御覧なさい。
もしかしたら、いろんなアドバイスをしてくれるかもしれません。
何よりも、知り合いになれるってことがあなたのこれからのサーフィンライフにプラスになると思います。

ただ浮かんでるだけのサーファーも怒る事はありません。
波に乗れてませんから。

ちょっと面倒なのがたまに乗れるサーファーです。
やっと波に乗れたのにラインを塞がれておしまい。じゃあ面白くありません。
30分に1本とか1時間に1本とかのレベルですから、
彼らの一本の重みは上手いサーファーの10本に値します。
それを邪魔されては怒りたくなるのも無理はないでしょう。
彼らの心を癒すことができるのは「ゴメンナサイ」の一言しかないのです。

もし、あなたがサーフィンを続けることが出来てステップアップしたときにサーフィンを 始めた時のことを思い出してください。

自分がどれだけ邪魔をしていたかが分かると思います。
邪魔くさい奴は大体一番良いところに浮かんでいるでしょ。
あなたも大体そこに浮かんでいたのですよ。

3回くらいは笑って許してあげましょう。